PM2.5の怖さは誰も知らないし、知りたくもない？！

沖縄と北海道を除いて全国的に天候が悪いこともあり今日はPM2.5があまり極端な数字が出ていないようです。なんだかんだで気象の影響を強く受けるのがPM2.5です。とくに偏西風が強まると中国から勢いよくPM2.5が飛散してくるのはもはや国際問題です。

中国国内での被害については自国の問題で勝手にやってくれよということで、国内政治問題への干渉ということで仕方ないのですが、日本などの近隣諸国だけではなく、遠くヨーロッパまで被害が出ていることは研究者によって明確になっています。

もちろんPM2.5の人体への影響はどれくらいのものかということは何ともいえない部分もあるのですが、それでもなお安易に考えるのはよくありません。黄砂なども含めて他国の環境破壊の問題に意義を唱えなければならないのは片腹痛い部分もあります。

しかしながら、もうPM2.5を抑止する方策を国策としてきちんと中国が打ち出してもらうしかないでしょう。ちなみに対策案自体は中国も発表していますが、現実性に乏しいと専門家の多くは指摘しており、計画倒れになる可能性が高まっています。今後、中国が自国の対応だけではなく、他国への配慮も含めてどういう動きをするのか興味関心は高まるばかりです。

さてどうなりますかね？